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原水爆禁止世界大会

  • たちばなふみ
  • 9月14日
  • 読了時間: 3分

原水爆禁止世界大会2025報告会

県民会館で開催され私も報告させて戴きました。

はじめに原水爆禁止島根県協議会の事務局長徳永さんが、8月4日から広島で行われた国際会議の報告を行いました。国際会議は被ばく80年いまこそ決断と行動をーと国際会議宣言を出しています。世界各地で、核兵器使用の危機が迫っています。相次ぐ戦争や武力行使=力による国益追及は許してはならないとして、パレスチナ国家の創設を認めること、ガザでのジェノサイドを一刻も早く停止させること、膨大な軍事費の増をくいとめることなどが話し合われたことが報告されました。

続いて私から長崎大会への参加報告を行いました。

私は、はじめましての方も多かったので、広島は身近だが長崎は遠い、しかし長崎に落とされた原爆は小倉に落とされる予定のものだった、小倉に落とされれば父や私の生まれた下関が数キロ先にあり、他人ごとではなかったと聞かされており、また今住む八束町は自衛隊美保基地が目の前にあり訓練が日常的に行われており、基地も核兵器もない平和な世界にしたいという思いは根っこにあると自己紹介。

長崎と言えば・・・と永井隆博士の生涯や功績、被爆体験や残された被ばく医療の記録、戦争反対の著書、そして浦上天主堂の鐘を掘り起こし、戦後の人々の心を励まし癒したこと、その浦上天主堂へ訪れたかったことなどをお話しました。

私は永井博士の生涯を語る朗読劇に参加したことがあります。また、多くの方と上演した「この子たちの夏1945ヒロシマナガサキ」でも長崎の場面は博士の書き残した「原子爆弾救護報告、長崎医科大学物理的療法科」の朗読からはじまることもお伝えしました。

核兵器禁止条約に参加する政府を実現するため多くの方と共同しようという「長崎からのよびかけ」について報告し、9月議会で松江市長もその立場にたつよう訴えることを報告しました。

何と今年の平和行進で島根県下19市町村の内、「政府は核兵器禁止条約に参加を」というペナントに署名しなかったのは松江市だけだそうです。核抑止論を克服する一歩ずつを実現できるよう、地域から声を上げていきたいと思います。

ほか長崎大会へ参加された高橋さんの報告を新婦人事務局長の舟木さんが代読、伊藤さんから鹿児島県馬毛島の軍事基地化の現状についてお話と歌の披露がありました。島をまるごとジェット戦闘機の離着陸訓練場、自衛隊基地にする計画が着々と進んでいるとして、自然破壊への怒り、動物たちへの思い、人々の営み守れとの思いがこもった歌です。やなせたかしモデルの朝ドラあんぱんで話題となった「手のひらを太陽に」全員合唱して終わりました。

徳永さんが最後に「沖縄の基地や戦争のこと、被爆体験を引継ぎ、広げていくことが求められている。皆さんもピースチャレンジャーになりましょう」と訴えました。

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