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  • たちばなふみ

八束地区地区防災訓練

#防災訓練 #地域防災 公民館区全体で地区防災訓練が行われました。

防災部長も参加して、支所、公民館、自主防災組織(自治会や福祉推進員)、消防団などが、災害時の連絡や連携体制、避難所の設営などを訓練しました。

その後、防災部危機管理官の小川さんによる、講演会「地震に備える」が行われ、市民50人が参加しました。

自主防災組織が立ち上がったのが令和3年で、その後訓練を行いたかったがコロナ禍となってしまい、今回が初めての大規模な訓練となったと自治連副会長渡部さんが説明されました。

訓練は、午前8時25分に震度5強の地震が起きたと想定、8時30分より、支所の情報と自主防災組織の災害対策本部が情報を共有しながら各地域から上がる災害状況の報告も共有していきました。アドリブで皆さんから本格的な被害状況の報告がありました。

避難所設営では、支所の職員の皆さんが、段ボールベッドと簡易トイレ、段ボールの間仕切りを組みたて。また、支所と公民館の複合施設となってから、災害時にLPガスで発電するシステム(バルク)を設置したとのことで、非常用LPガスを煮炊き用コンロにつないだり、発電機の試運転を行われました。非常用発電機が3台設置できるようになっていました。市民の方に、もっと知っていただく機会もあってもいいと感じました。私も発電機を操作させてもらいました。初めてでしたが3度目でなんとかスイッチが入りました。

講演会では、日頃の備え:非常用持ちだし袋や備蓄について、また「無料でできる対策」として、収納の工夫などを学びました。

またこの度の訓練で想定した「震度5強」というのが「人命に関わる」可能性が高い一つの目安とのことです。

八束地域は、江島と大根島を境港や松江市、美保関と堤防でつないだ地形。鳥取西部地震でも東西の堤防が寸断され数日間孤島となった経験があります。その後消防署が広域化で無くなったため、災害時に消防や救急が来れなくなる可能性があるとして「島の中で助け合う」ことが緊急時には重要と防災部監理官から指摘もありました。

今回は自主防災組織の皆さんの訓練で、一般市民向けではなかったのですが、子育て世代も知っておきたい中身だと感じました。

先般子どもの通う小中学校では「原子力災害の避難訓練」が行われました。そこでは原子力災害についての学習と、家族が迎えに来る想定で学校で地区ごとにまとまって待機するなどの訓練だったようです。今まで送迎の訓練も何度か行っています。

「地震は予測できない」 これが今回の避難訓練の大きな教訓です。 予測できない災害に備えるには・・・ 様々なことを考える機会となった訓練でした。



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