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たちばなふみ

修学旅行に行きたくてもいけない子どもたちの実態

#修学旅行 #就学援助 #お金の心配なく学びたい 9月議会で修学旅行に行きたくてもいけない子どもたちの実態を届けました。

修学旅行の説明会もあった9月。 説明会のお知らせのお手紙を親に渡すとき 「お金かかるなら行かなくてもいいよ」 親を心配する子どもからこんな声をきいたと友人が語ってくれました。

子育てにかかる費用、学費の負担が重いです。 コロナ禍となって更に負担感は増しています。6月議会では給食費の支援について取り上げました。憲法26条「義務教育は無償」実現に向けて、就学援助制度の周知や拡充を求めています。 今回は修学旅行について取り上げ 記事にまとめましたのでぜひごらんください。

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義務教育は無償と憲法にあるが給食費や学用品費の負担はコロナ禍で子育て世帯に重くのしかかっています。

たちばな市議は、誰でもお金の心配なく子育てができる、教育がうけられる、社会をめざし、昨年6月議会では制度就学援助制度の周知について質問し、お知らせ文書が改定され申請がしやすくなるなど前進があったことにふれ、今議会は制度の運用について質問しました。

たちばな市議は、全国的に就学援助制度を受けている方が修学旅行に行きづらい実態があると示し、松江市で実態調査を依頼しました。その調査の結果を質し、行きづらい理由として、高い費用を一時的にでも保護者が負担していること、中学は費用も高く一年前から積立てる必要があり就学援助制度が年度毎であることとの事務的な問題等があると示し、「保護者が前払いをしなくてすむ方法があれば、全ての学校に周知し運用の改善を」と求めました。

全国の調査では、修学旅行に関して96%が教科や他の教育活動とかかわりをもって行われており、事前の話し合い、帰ってからの振り返りなど学校生活の一部です。

たちばな市議は「困難を抱える家庭では家族旅行や文化的体験が少ないと言われており、学校での経験が貴重な体験となる。就学援助を受けている児童生徒が、保護者の経済状況によって教育の機会が均等に得られないとなると、憲法26条に反することとなるのではないか」と質しました。

成相副教育長は、令和3年度の修学旅行への児童生徒の参加状況について「小学校の修学旅行の欠席率は大きな差はみられない。中学校の欠席率は、就学援助制度を受けている生徒は10%、受けていない生徒は3.2%。費用がかさんでいることも要因と思われる」「保護者の経済状況など家庭の事情によって教育の機会が得られないということが決してないよう万全に配慮する」「修学旅行費は保護者の負担軽減のため“事前概算払い”の有効な活用を図る。困難な事情を抱える児童生徒や保護者に寄り添った支援や対応のため、学校と協力する」と答弁しました。 (「新しい松江」掲載記事より)



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