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たちばなふみ

6年生の修学旅行前の平和学習に参加

今年も6年生の修学旅行前の平和学習に参加させてもらいました。西尾幸子さんの戦争体験を語る平和学習に、朗読劇サークルが一緒に参加しています。1学期最後の授業でした。

西尾幸子さんは今年92歳になられました。大好きなお友達、高等女学校の同級生223人を13歳で亡くしました。あの日、8月6日、建物疎開の作業を休んだものだけが生き残りました。長い間ずっと心にしまってきた思いを戦後50年目、タペストリーにこめ制作。それをきっかけに語り部活動を始められたそうです。

その活動を引き継ごうと、新日本婦人の会を中心とした朗読サークルのメンバーが朗読劇を始めたのが2018年。今年で7年目になりました。毎年たくさんの市内の小学校で修学旅行前の平和学習で、語り部西尾幸子さんと一緒に呼んで戴いています。

私が参加した学校では100人以上の6年生がじっと聞いてくれました。終わってから、先生が「感想を言いたい人~」と声をかけると、20人近くの子どもたちが次々立ちあがって感想を言ってくれびっくりしました。

「戦争は悪いことだとは思っていたけど、それを改めて自分のことのように感じた」「なぜ戦争をするのか、何のためかと思った」「辛い体験を話してくれて本当にありがとうございました」

平和のバトンがまた、引き継がれていきますように。



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