たちばなふみ& サポーターのみなさんで 3.11 にあたって決意を訴え
今日は青空も広がり昼間は暑いほどでした。11年目の3.11を迎え、サポーターのみなさんも原発ゼロを訴えたいとたくさん集まってくださいました。
私の訴えを紹介します。 ・・・・・・・・・・・
震災から11年を迎えるにあたって
東日本大震災から11年を迎えるにあたって、犠牲になられた方々に哀悼の意を表し、改めて被災者のみなさんにお見舞いを申し上げます。日本共産党は、被災者の暮らしと生業の再建、被災地の復興のために、国民のみなさんとともに力を尽くす決意です。 被災された方の暮らしと生業の再建、被災地の復興は、長い時間を経過したことによる新たな困難や、コロナ危機による観光業、水産業への打撃、気候危機の影響も指摘される深刻な不漁なども加わり、大きな困難に直面しています。 被災された方の心と体の健康や高齢化による孤立化も深刻です。ところが政府が、被災者の心のケアやコミュニティー形成などの被災者支援予算を2年間で半分近くに減らすなど、支援策の縮小・打ち切りをすすめていることは重大です。被災者支援、暮らしと生業の再建に必要な予算を確保することをはじめ、国が最後まで責任を果たすことを強く求めます。
原発事故は、ふるさと、人生を丸ごと奪い続け、被害者を苦しめ続けています。 ふるさとに帰れない方が、38000人おられます。 福島第一原発事故をあらためて思い起こすとき、核の被害を起こさないためには、原発は動かさない、原発ゼロの国に転換していく、このことが教訓ではないでしょうか。 ロシアのウクライナ侵略がはじまって2週間になります。市民や子どもたちが犠牲になり、医療機関の爆撃などゆるせないロシア軍の行為が続いています。 中でもロシア軍がウクライナのザポロジエ原発を攻撃、破壊したこと、チェルノブイリ原発を占拠し電源供給が途絶え冷却ができない危険な状況が生まれたこと、核兵器や原発をもてあそぶ、そのような行動に怒りでいっぱいです。福島第一原発のような事故が起きれば被害は全世界におよびます。 被爆国、福島事故を体験した国として世界に、核の使用、脅しをやめよと発信をしていくことが日本政府には求められている。このことをみなさんと一緒に声をあげていきたい。
この機に乗じてアベ元首相を中心にアメリカとの核兵器の共有などが議論されていることはゆるしがたいことです。維新の会が呼応し、敵基地攻撃能力保有や憲法9条改悪などにも言及しています。太平洋戦争という侵略戦争で日本はアジア2000万人の犠牲を生みました。その加害国であり、戦争被爆国であることを思えば決して許されない言動です。
松江市では2月15日、みなさんが島根原発の再稼働は市民の声をきいてほしいと署名を集めた住民投票条例案の審議の最終日でした。条例案が議会で否決された直後、市長は判断材料が整ったとし、再稼働容認を表明したのです。 安全工事はまだ途中、安全審査と言われる適合性審査も原子力規制庁が「終わりは見えない」と言っている中で、なぜ急いで表明する必要があったのでしょうか。 私は2月議会でも質問しました。 高レベル放射性廃棄物の最終処分は見込みがない、避難計画についても、あらたにオミクロン株の大流行でパンデミックの中での複合災害という事態を想定外を想定しなければならない新たな事態が生まれている。降雪時の住民参加の避難訓練もコロナ禍でできなかった。 市民の安全・安心の確保には程遠い状況ではないでしょうか。 たった4回の住民説明会も不十分です。さらに説明会で市民から何度もテロ対策やミサイル攻撃の心配を上げる中で規制庁は国が責任をもって対処すると言明していましたが、ロシアによるウクライナの原発攻撃という事態を受けて原子力規制庁の更田委員長は「審査は戦争前提でない」と表明しました。対策はこれからであり、現状では攻撃をうければ当然放射性物質がばらまかれる状況です。 人類と核は共存できません。1日も早い再稼働容撤回を求めてみなさんと共にこれからも訴えていきます。
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