防災備蓄品の活用
- たちばなふみ
- 6月5日
- 読了時間: 2分
防災備蓄品の活用について
松江市防災部危機管理課と懇談
「オムツやミルクが高くて買えない。」「ミルクを薄めて使っている」物価高騰でこういった声が聞こえてくる中、防災備蓄品を活用してはどうかと新婦人の福祉チームで話し合いがされ、松江市防災部と懇談。市の現状を聞きました。1月の懇談に続き2回目です。私も同席しました。
防災備蓄のオムツは34000枚、新生児用から大人用までさまざまな種類をそろえており、国の推奨する使用期限が来る頃、健康福祉部に提供し、支援の必要な家庭などに届くようにしているとのこと。
液体ミルクは1000食。使用期限は1年半。期限前に避難所に指定している保育園で活用しているとのことで、どちらも廃棄はゼロということに安心しました。
今後は健康福祉部に提供されたのち、どのように活用されているか聞いてみようということになりました。赤ちゃん訪問や4カ月健診などで「暮らしに困っている」などの声をキャッチして無料配布につなげてはどうかと考えています。
また今日は、保育士の会員さんから情報提供があり、県が保育園や福祉施設に配っている「原子力防災(屋内退避)用のビスケットや粉ミルク」について、アレルギー非対応のものなので園では食べられない、複合災害時には電気や水やが使えなくなる可能性があり、粉ミルクは活用できないと訴えがありました。
担当部署に伝えてもらうと同時に、今後も申入れなどして子どもたちに日頃から試食の機会が必要ではないか、配るのではなく補助金などにしてもらい、園で必要な備蓄品を用意してはどうかなど意見を上げていこうと話し合いました。

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