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  • たちばなふみ

能登半島地震に学び備えよう

#耐震化 松江市の取組は?

2月議会でわたしは4項目の質問をしました。その内「能登半島地震に学び備えを」として被害想定や断層の連動、避難所問題などについて質問しました。家屋の耐震化について紹介します。

能登半島地震で家屋の倒壊は木造住宅に集中し、特に2階建て木造住宅の1階部分の倒壊による圧死者が多数でした。

私は、全国的に古い木造住宅の耐震改修工事は進んでいないとして、共同通信が発表した、国の「住宅・土地統計調査」を基にした現行の耐震基準が導入されていない1980年以前に建てられた住宅の割合は、松江市が27%が耐震基準改定前の住宅だと紹介

▽松江市での耐震化計画に基づく耐震診断等市民向けの施策の現状、▽モデル地域での進捗や課題を質しました。また、「市民は耐震診断を受けても改修にどれだけかかるのかという不安から躊躇いがある」とし「▽耐震化の相談窓口を設置し、広く周知を。耐震基準改定前に建築された木造住宅はいっせいに診断を行えるよう国に対して支援を求めるべき」と質しました。

井上雅雄都市整備部長は「旧耐震住宅が多く密集している雑賀、本庄、美保関、宍道町昭和周辺の4地域をモデル地域として選定している。補助制度の情報提供や耐震化促進の啓発を継続して取り組む」と答えました。

耐震化に関わる補助制度

診断費用:33,000円(診断費用の33/40)

耐震改修工事:

●上限100万円

(中心市街地細街路沿線の木造住宅においては、耐震改修工事に要する費用(1平方メートル当たり34,100円を限度としています。)に0.3を乗じて得た額)

●上限75万円(上記以外の木造住宅においては、耐震改修工事に要する費用(1平方メートル当たり34,100円を限度としています。)に0.23を乗じて得た額)

●解体除却工事(上限35万円・28万円)

解体除却工事に要する費用(1平方メートル当たり34,100円を限度としています。)に0.23を乗じて得た額となります。中心市街地細街路沿線の木造住宅においては、補助金の上限額は35万円です。中心市街地細街路沿線以外の木造住宅においては、補助金の上限額は28万円です。

●耐震補強等計画

耐震補強等計画に要する費用の3分の2以内の額となります。補助金の上限額は40万円です。

無料でできる国交省の「誰でもできるわが家の耐震診断」https://www.kenchiku-bosai.or.jp/taishin_portal/daredemo_sp/

も活用しましょう。



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