美保基地が近くにある大根島。先日のロードレース大会の日も、C2大型輸送機が子どもたちの集まる校庭の上を通ると、轟音で先生の声もかき消されていました。子どもたちは日常的に「電柱の上くらいにいるよね」と近くに感じている様子。8月6日に起きた空中給油機の故障について9月議会で質問しましたのでお知らせします。
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8月6日、航空自衛隊美保基地に配備された空中給油機KC46Aは、訓練中に「空中給油ブーム」が格納できない状態となり美保基地に緊急着陸し2時間10分空港が閉鎖され、民間機3便に影響がでました。
私は「そもそも空中給油とは時速800キロの速度で戦闘機と並んで飛行しブームで給油するもの。受ける側の機体に接触する可能性が高く非常に高度で危険な訓練を要する。」「2021年10月初配備の際、訓練場所は日本海沖を想定していると説明があったが、そもそも危険な訓練であり、危惧されていたように、実際、故障機が帰ってきた。今後も美保基地周辺、中海、大根島、東出雲や本庄地域などの住民への危険は高い」と改めて訴えました。
2007年から美保基地は米軍の施設となっておりC2大型輸送機は全国14機の内10機が美保基地に配備されています。「美保基地の軍事的強化に反対し、空中給油機の運用中止と今後の配備をやめるよう申し入れすべき」と市の見解を質しました。
安部俊一防災部長は「市長は市民の安心安全を守る立場にある。美保飛行場の安全運航の万全化など市民生活への配慮を求めていく」と答えました。
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