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たちばなふみ

泳げる中海 豊かな中海 復活を

2月議会報告⑤です。このテーマは市議会に挑戦するきっかけとなった大きなテーマの一つです。住民運動の力で、始まったら止まらないと言われていた国による大型公共事業、中海干拓淡水化事業は2002年にストップ。事業開始から40年が経過していました。

中海は残りましたが、水質悪化や漁獲量の低下など改善すべき問題は山積です。以前の泳げる豊かな中海を取り戻し、未来へつなげることは、周辺住民みなさんの、そして中海のまんなかで育った私の願いです。これからも、中海周辺地域のみなさんとご一緒に、学びながら取り組み続けていきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・ たちばなふみ市議は2月議会で①島根原発②コロナ禍の保育の確保について③子ども食堂④学校制服⑤中海問題の5つのテーマで質問しました。今回は⑤について報告します。  たちばな市議は自身も中海の真ん中、八束町で暮らしていることに触れ、「中海周辺の住民の願いは、「泳げる中海」「豊かな中海」の復活だと主張。6月議会において市長が中海周辺の地域振興について「水質改善と水産振興の関係性については、中海会議で議論いただくよう要望」としており、その後10月に中海会議が行われたことから、①中海会議での報告内容、②水質改善と水産振興について、水質は改善しているのに漁獲量は減っている現状から、国、県、市の分析や改善に向けての検討状況、③専門家などから「昔の反時計回りの流れを取り戻すこと」「酸素のいきわたらない湖底や米子湾の水質改善のため、森山堤防のより深く幅広い開削架橋と、大海崎堤防の開削が必要」と指摘がある。大海崎堤防かさ上げとあわせて、堤防中央部の100mを超える開削、架橋を行うことを県や国に要望すべきと質し「泳げる、豊かな中海になってこそ水辺を利用したまちづくり、地域の活性化、持続可能な松江市が現実のものになる」と訴えました。  上定昭仁市長は「水辺を生かしたまちづくりや活性化の実現に取り組むため、次年度には中海振興計画を策定し、スポーツパークの活用、水面を活かした水上スポーツ振興、特産品振興、なかうみスカイポート活用の可能性を検討する」と答弁しました。  松尾純一歴史まちづくり部長は「人にとっての水質改善が必ずしも魚にとっての生息環境の改善に結びつかない不明なところが多い」とし「今後、国、両県、沿岸市がもっているデータを中海会議で収集整理し中海利活用の一環として取り組む」と答弁しました。  花形泰道環境保全部長は「平成21年の森山堤防開削の前後で水質に大きな変化がなく全体的に改善傾向」だとし「開削を県や国に求める考えはない」「県が鳥取県とともに行う水質モニタリング結果を引き続き注視する」と述べるにとどまりました。(機関紙『新しい松江』掲載) #中海 #12才ママ #9才ママ #松江市 #松江ママ #松江子育て #住み続けられるふるさと



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