松江市PTA連合会総会に参加しました。
PTA連合会総会では予算決算や活動報告の他に、長くPTAに携わった方などの表彰と、記念講演が行われました。
講演は「紙芝居で伝える 小泉八雲の世界」
八雲かんべの里 錦織明 館長のお話でした。
昔ながらの自転車にのった紙芝居で、自作の紙芝居、『子育てゆうれい』『雪女』といったハーンの代表作を上演して戴きました。
ご自身は37年間の教師生活の後、図書館司書の資格を大学に通って取得され、松江市で初めて学校司書が全校配置になった際に出来た「学校図書館支援センター」(教育委員会)でも活躍されたとのこと。
「司書のいなかった頃の中学校図書室はひどいものだった」と学校司書の大切さも語られました。また小泉八雲を広めるために自作の紙芝居をお知り合いやこどもたちに絵を描いてもらって作成、今もこどもたちにだけでなく、大学生などにも紙芝居を行っているそうです。島大法文学部の学生が学びにきて、大学図書館でもオリジナルの紙芝居を作られたとか。
コロナ禍でこどもたちにICTが広まり、家でもゲームやスマホが当たり前になる中、生の声で読み伝える紙芝居から伝わるもの、人と人とのふれあいの大切さを思いました。
私は、今年地元の学校で副会長をしているため、全市の総会のスタッフとして参加したものです。松江市内の小中学校を8つのブロックに分かれており私の所属する第8ブロックが今年総会の運営担当でした。
8年に1回しかない貴重な機会でありご推薦も戴き司会の任務を務めさせて戴ました。何もかも初めてでしたが、周りで教頭先生たちが見守って下さり、一緒に会場担当の八束、美保関のみなさんも支えてくださってリラックスして無事任務を終えることができました、感謝感謝です。
PTAは地域の方と一緒に学校の環境改善に務めていくということで、はじまったばかりの任務ですが、会長副会長と一緒にこれからがんばります。
スタッフの皆様、参加の皆様、お疲れ様でした。
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久しぶりのアルバホールは改修されてとっても素敵でした。以前『この子たちの夏-1945ヒロシマ・ナガサキ』の朗読劇をこのホールで八雲小の皆さんと上演したことを懐かしく思い出しました。今日の紙芝居の素晴らしさにも刺激を受け、このホールでも朗読劇をまたしたいなと一緒にスタッフとして参加したサークル仲間の先生とお話していました。
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