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  • たちばなふみ

松江市議会6月定例会おわりました

6/20から始まった議会が7/13最終日でした。当日提案された松江市総合体育館改修準備の経費や市民生活支援の補正予算など55議案が採決されました。

私は採決に先立ち会派の代表として討論で意見を述べました。主に4点①宿泊税の検討のための委員会設置条例、②バスカードの損害賠償、③給食費値上げ分支援、④総合体育館改修、について討論しました。

機関紙「新しい松江」用にまとめたもので紹介します。

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宿泊税導入はやめよ

松江市新たな観光財源検討委員会条例の制定について は、観光振興を図るための新たな財源の検討のための委員会設置条例で、主に宿泊税の導入を目的としており「コロナの影響からようやく脱却しようとしている今検討すべき課題ではない。消費税、入湯税さらに宿泊税となれば三重課税。関係人口や交流人口を増やすことと相反する」として反対しました。

損害賠償の発生は防げなかったか

バスカードの損害賠償額を定める承認案件については、ICカードの普及がコロナ禍で早まったことをはじめとするやむを得ない事情もあるが、損害賠償が発生する認識があればバスカードの製造中止や販売の停止をいつにするかといった結論が変わっていた可能性があり、市民からは行政の認識不足により貴重な税金1357万円の大金が無駄になったとの声もある」として反対しました。

給食費保護者負担は実質増

国のコロナ感染症対応交付金を活用した補正予算については、電力・ガス・食料品等価格高騰対策であり、水道料金の減免をはじめとする市民生活支援の独自の対策がとられるとして賛成しました。

しかし学校給食費支援事業費に関しては2学期からの小中学校幼稚園の給食費の値上げ分の半額を助成するもので、市民負担の軽減とはいえ市民にとってみれば実質的には値上げの予算だと指摘しました。全国では給食費の無償化や、子どもの医療費無償化がすすんでおり、松江市でも更なる支援を求めました。

住民合意を得る努力を

総合体育館改修に向けての発注準備委託業務事業費については、スポーツでの地域振興やスサノオマジックが引き続き松江市をホームにしてほしいという思いは理解するが、体育館を使用しない市民への説明という視点が欠けていると指摘。「今からでも市民アンケートや公聴会を行うなどの努力をすること、周辺部は適正化で慣れ親しんだ施設が閉鎖されている。市民理解は不可欠だ」と訴えました。



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