松江市メディア教育講演会が
鹿島文化ホールで行われ参加しました
「メディアと上手につきあう・情報社会で生きる力を育むつきあい方」と題して、一財)メディア教育研究室代表理事 今度珠美先生がお話されました。
昨年もされたそうで、去年の内に聞いておけば良かった!と思うような、昨今のネット社会で大人が陥るトラブル事例も交えてのお話は大変ためになりました。多くの保護者、子どもたちに伝えたい内容です。
以前はゲーム依存やネット依存は飲酒などと同様に、そこから切り離す治療が行われたりしていたそうですが、現在はWHOの見解で「健康や生活に影響が出ているか」で判断し、個々の背景、他の興味関心、家庭に本があるかなど、文化的経験や体験が出来ているか、家族との関わりはどうかなどを見ることが必要だとのことです。
これから私たちも、付き合わずにはいられないインターネット。
公共空間であるという認識をみんながもって、図書館や公園と一緒であること。そしてICT機器を活用するには自動車運転と一緒で「ルール・知識・作法」を年代に応じて知った上で操作しなければならないと言われました。
私たち大人も仕事でもスマホやパソコン、YouTubeなども活用しています。時間を制限するのは大人も子供も大変なこと。時間制限ではなく、「ごはんの時、寝るとき」など大人も同じルールで生活できるように家庭でルールをつくろうということでした。
そして「困ったことは相談できる」「大人になったら自分で立ち止まって考えられる」ようになろうと言うことで、ネットに限らず、社会での責任について学べた時間となりました。
また最近多い「ダークパターン」と言われる広告についてや、アプリを契約するときに写真の流出などが契約内容に入っていることもあるとのことでLINEの設定を見直すよう教えて戴きました。さっそく帰ってプライバシー設定を見直しました。アプリを入れるときはみなさまもよく契約内容の確認をおススメします。
※ダークパターン:繰り返し・時間制限で焦らせる・手数料ごまかし・強制的に会員登録させる・解約できないなどなど
会場の鹿島文化ホールはリフォームされていてとってもキレイ。豪華な雰囲気でした!
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