新日本婦人の会松江支部大会
- たちばなふみ
- 3月21日
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議会報告をさせて戴きました
年に一度の支部大会。1年間の活動をみんなでふりかえりました。被団協のノーベル平和賞受賞を追い風に、これまで続けてきた原爆パネル展はじめ平和の活動をさらにすすめて、「核兵器禁止条約に参加する日本」へ前にすすめ、戦争する国づくりにNOの世論をつくりたい、と平和パネル展や平和カフェの取り組みが紹介されました。
私は「学校トイレに生理用品」が4月からすべての市立学校で実現することになったことを報告し、この4年間の活動を振り返り、新婦人の活動と議会活動を結んで「あたらしいあたりまえをつくる」ことができたと報告しました。
最初は街頭で生理用品付きのチラシを高校生や大学生に配りWEBアンケートで150人から回答を得、中間集計と最終集計の結果を2度議会で質問、生活福祉課と男女共同参画課、教育委員会と懇談を重ね、最初は公共施設での無償配布を実現。
教育委員会は「子どもが自分で用意するように教える」といってなかなか動かず、チームで話し合って学校に生理用品を届け、子どもや先生の声を集めようと「学校トイレに生理用品を」の活動が始まり今3年目。
この子どもたちの声を議会で届け「子どもの意見表明権大切に、子どもの声をきいて」と訴え「教育委員会で独自の調査をします」と答弁させ小学5年生から中学3年生まで4000人にアンケートさせることができたこと、その回答のうち半数以上が「トイレにおいてほしい」と答えたことで、昨年11月からモデル校へ、そして4月からの全校配置へつながりました。
防災備蓄品の活用を2月議会で訴え、すでに県立大学や島根大学に防災備蓄品の生理用品を届け活用してもらっていることがわかりました。今後は公共施設や学校トイレへの活用も検討すると答弁がありました。公共施設への配備も増やし、学校トイレの個室数もふやしていきたいです。
みんなでおしゃべりして要求を出し合い、声を広げて「あたらしいあたりまえ」をつくる、そんな新婦人の活動をこれからもがんばりたい、と発言しました。
戦争体験を語り継ぐ活動を続けておられる西尾幸子さんのお話しや、ひまわり班の演奏で、みんなで「切手のないおくりもの」を手話を覚えて手話付きで歌いました。

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