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新しい松江4月12日号

  • たちばなふみ
  • 5月4日
  • 読了時間: 3分

選挙直前につくった新しい松江4月12日号についてご報告していなかったので改めて投稿します。

連載企画「市民と共に歩んで」わたしの第3回目でした。「生理用品、学校トイレに無償配置~新しいあたりまえを共に」

「新しいあたりまえ」は新婦人の合言葉です。

みんなで声をあげて新しい「これってあたりまえ」をつくっていく運動です。声をあげてもなかなか変わらないこともある…でも「声をあげた事実は消えない」「そしていつかそれがあたりまえになる」

朝ドラ「寅に翼」でも女性たちを勇気づけた言葉です。

進んだようで進まない「ジェンダー平等」。進んだかと思うと揺り戻し「バックラッシュ」が繰り返し起きます。

4年前、コロナ禍で全国に広まった生理の貧困の解消。女性の健康と権利守ろうの運動が広まり当たり前になってきた昨今。三重県議吉田あやかさんへの攻撃、SNSをつかった脅迫は明らかなバックラッシュ。私たちには進んだ運動を揺り戻しにまけず本当の「あたりまえ」にしていく運動も求められていると感じました。

今後も「ジェンダー平等」前に!!

マイノリティが大切にされる世の中こそ誰もが幸せになれる世の中だと思いますので、小さな声やつぶやきを政治に届けてがんばります。

その他2月議会一般質問を掲載しました。

■境港の軍事利用、美保基地の軍事強化やめて平和な松江へ

■校則や学校の決まり、子どもの権利尊重を

■原発の避難計画は再検討中、再稼働の条件なし直ちに停止を!

などについてお知らせしました。

その他村穂えりこ市長候補記者会見、市議候補の奮闘についてお知らせしました🤗

・・・・以下は随想・・・・・

生理用品、学校トイレに無償配置

    ~新しいあたりまえを共に〜

新年度が始まりました。今年度から市内全ての小・中・義務教育学校、皆美が丘女子高(全48校)のトイレ個室に生理用品が置かれることになりました。

 4年前、私は当選後すぐに「学校トイレに生理用品を」と市に申し入れました。しかし当時の男女共同参画課は「困りごとの声がない」との回答。私はアンケートを作成し、新婦人と協力して女子高や大学の前で配布。その回答をもって議会質問し、また私も会員の新婦人で男女共同参画課、生活福祉課、教育委員会などと交渉を重ねました。 

教育委員会は「こどもは自分で用意するよう教育すべき」との考えだったため、5校の協力を得て338人の小中学生の声を集めました。

私は議会で「66%のこどもたちが『トイレの個室に置いてほしい』と言っている。子どもの意見に松江市は応えるべき」と迫り、それをきっかけに市は4000人に調査し、全校配置につながったのです。

 4年かかったこの「トイレットペーパーと同じように生理用品を」という運動。実現を機に「本当に嬉しい」「助かる」という声と同時に「松江はまだだったんだ」という声も。これまで話すことをためらってきた「生理の貧困」。ドラマでも話題になり、話すことや無償化を求めることは今や当たり前です。ジェンダー平等を求める世界中の運動の成果です。声をあげれば社会が変わる、そのことを実感しています。「新しいあたり前」を、皆さんと共にこれからもつくっていきたいと思います。

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