生命(いのち)を生みだす母親は 生命を育て 生命を守ることをのぞみます
島根県母親大会が2年ぶりに開催され参加しました。県内7市を回る大会、今年は安来市、和鉱博物館で県内各地から100人以上が集いました。
いつもは午前は分科会で体験や手遊び、平和や原発、医療福祉など多岐にわたり語り合いますが、今年はコロナ禍の工夫でメイン企画の講演のみでした。
全国ではじめて「こども食堂」をはじめた東京大田区の近藤博子さんを招いて学習交流です。近藤さんは何と安来市布部のご出身。「すべての子どもの笑顔を真ん中に~近所のおじちゃん、おばちゃんにできること」と題して、野菜の配達からスタートした寺小屋、子ども食堂、子ども天国などの取り組みを縦横に語ってくださいました。
印象に残ったのは 安倍政権が子ども食堂を貧困対策だといってどんどん民間まかせにしてきているが、もともと近藤さんの取り組みは、ご近所でごはんを作れない時がある家庭があって、昔ながらのご近所づきあいやちょっとしたおせっかいをすることが大事と子どもが集りやすい食堂をと始めたこと。
子どもの貧困は親の貧困、それをしっかり国は対策してほしいとのこと。
子ども食堂は貧困対策としてだけでなく、もともとあった地域の力、コミュニティの力を再生していく取り組みなのだなと実感しました。
1954年3月1日にアメリカが行った ビキニ環礁での水爆実験をうけ 原水爆禁止を国連へ訴えたことから始まった母親運動 67年の歴史があります
いのちをまもるために ますます重要性が増している昨今です
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