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たちばなふみ

学校トイレの洋式化と業者清掃で子どもの生活環境の改善を

たちばなふみ9月議会報告③ 【学校トイレの洋式化と業者清掃で 子どもの生活環境の改善を】

9月議会で質問した4つのテーマの内 3つ目の報告です。


 松江市の学校トイレの洋式化率は約40%。かねてより教育委員会は大規模な改修時に、和式トイレの改修もあわせて行うとしており、1校につき数年かかる大規模改修を待つとなると、それ以外の学校は10年以上待つこととなると危惧してきました。

 6月議会生理の貧困の質問の際、アンケートをとったとする養護教諭の回答より、生理用品を衛生的にトイレに置く場所がないなどの不安の声がありました。  不衛生なトイレは生理用品が置けないだけでなく、児童生徒の生活環境も心配です。  そこで私は、全国組織である「学校トイレ研究会」の研究結果、自身が調査した内容を紹介、①早急に業者清掃を入れること、②大規模改修(長寿命化計画)に該当しない学校で、多目的トイレがない学校及び避難所となる学校の特に体育館のトイレを計画的に洋式化すること、ジェンダーフリートイレも視野に入れながら改修を、と質しました。  市教育委員会は、現在、教職員や児童生徒への調査の準備中であり、「調査は年内に行う、年度内に、ジェンダーフリーや多目的なトイレの在り方などの方針を定めたい」と回答しました。

 教職員やPTAから要望の大きい”業者清掃”に関しては、コロナ対策として開始するには費用が多大だとし、「現在学校に通う子ども達の生活環境を少しでも快適に」という願いに、背を向ける回答でした。

 ※感想※  もともとトイレの清掃を子どもにさせるのは日本特有のもの。昨年コロナ禍で、全国の保護者から「子どもにトイレをそうじさせないで」という声がわきあがっていました。

特に低学年の子どもにさせることは、衛生上心配ですし、教える側も大変だと思います。  コロナという大変な感染症をきっかけに、抜本的に清掃の在り方を変える必要があると思い質問しました。すでに大阪府内などでは業者を週に2回入れている自治体もあります。



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