6月13日、新日本婦人の会松江支部・学校福祉を考える会が、学校トイレに生理用品の常備を求めて、松江市教育委員会学校教育課と懇談しました。私も会の一員として参加しました。
新婦人は一昨年9月から6つの小中学校の協力で「学校トイレに生理用品を!プロジェクト」として生理用品を寄付しアンケートを保護者や教職員、児童生徒に行っています。その結果を紹介し、①松江市立学校の一か所以上のトイレに生理用品を配置すること、そのための予算措置、②生理用品設置の意義を性教育と一体に学校全体で取り組むこと、の2点を要望しました。
担当課の門脇係長は、昨年の市議会で答弁した通り、今年度小学5年生から中学3年生、皆美が丘女子高の女子児童生徒にアンケートを実施中であると説明。新婦人成瀬事務局長は「プロジェクトの試算では松江市全小中学校に20万円の予算で実施できる、学校トイレ一か所からぜひ実施を」と求めました。
その後の懇談では学校の性教育についても意見交換となり、ほとんどの学校が生理については宿泊研修前に女子生徒のみに行っていることなどが分かり、参加者から「男子生徒にも生理用品や生理のことを知ってほしい」「子どもの声を聴こうとアンケートをとってくれたのは嬉しい」などの声が寄せられました。
「学校トイレに生理用品を!プロジェクト」は、今年も市内の小中学校へ生理用品を届けています。
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