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学校を支える人たち子どもを取り巻く環境について

たちばなふみ

学校を支える人たち

こどもを取り巻く環境について

6月議会で聞きました

教員不足の中、学校はさまざまな職種、さまざまな働き方の職員によって支えられています。松江市の現状を聞きました。(1問1答)

教員不足やサポート体制

たちばな: 4月25日に県教育委員会が今年度の教員不足の現状を発表した。学級担任や教科担任が不在となる事態は起きていないとしている。松江市の状況はどうか。年度途中で産休や育休取得のために担任が不在となる実態があると聞いているが、担任不在は解消されたか伺う。

川上論副教育長:6月1日現在小学校1校、中学校2校1名ずつ教員の欠員が生じている。現時点でも補充できていないため、他の教員が学級担任や教科指導の対応をしている。産休等の教員補充に苦慮している実態はあるが人材の確保に努める。

たちばな:市は教員不足への対応として、スクールサポートスタッフ、学習支援員、緊急校務支援員、短時間非常勤講師などで学校現場を支えているのが現状だと考えるが、4月時点でサポート体制はどのようか伺う。

川上副教育長;支援員を335名配置。内訳は生徒指導支援43名、学力向上支援123名、特別支援教育支援52名、事務等補助117名、様々な形で学校をサポートしている。

学校図書館司書の時間短縮

たちばな:図書館司書の勤務時間が4月から週2時間ずつ少なくなった。これまで司書の正規職員化を目指して全員29時間とするよう努力すると聞いていただけに残念。司書が不在の時間が増えることは子どもたちの学びへ影響があると考えるがどうか。不在時の対応について伺う。

川上副教育長:学校図書館は担任や司書教諭の管理ももとで利用できるようにしており学校司書が不在であっても図書館での学習指導や休憩時間中の本の貸出しを行うことができる。学校司書のみに任せるのではなくその役割を他の教職員が果たすなどして子どもたちの図書館活用教育の充実を図る。

養護教諭配置と不在時の生理用品配布について

たちばな:養護教諭も子どもたちの生活になくてはならない存在。常勤・非常勤の実態を伺う。不在時の対応について伺う。生理用品は保健室に常備して対応することになっている。養護教諭不在時の対応としても、一か所でも学校トイレに生理用品を置くことを求めるがどうか。

川上副教育長:救急対応や傷病者の一時的な処置は管理職はじめ教職員が対応できる体制を整えている。生理用品の配布についても児童生徒は声をかけやすい大人に伝えて入手している。なお生理用品を常備する場所や対処方法について今年度に入ってから児童生徒にアンケート調査を実施しており、その結果を踏まえて必要な対応を検討する。

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学校を支える人を増やすことが子どもの権利の向上、子どもの意見を反映することにつながります。学校の環境を良くしていくために、ハード面ソフト面から見守り提案していきます。たちばなふみ



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