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たちばなふみ

学校と福祉の連携を!

#学校 #福祉 の連携を!

6月議会一般質問のご報告② 「学校に福祉の目を~スクールソーシャルワーカー活用事業」について報告します

これまで私は、お金の心配なく学べる、子どもの権利を大切にする社会へとのテーマで、就学援助制度や学校トイレ制服など子どもの教育環境の問題に取り組んできました。

コロナ禍で家計や家庭環境が悪化した子どもが多く、不登校、虐待などが増える中で、「学校に福祉の専門家を」と注目されてきたのが社会福祉士の活動であるスクールソーシャルワーカー(以下SSW)です。

松江市でのさらなる活用と周知を求めて、①SSW活用事業とは何か、また松江市での取組や効果、専門職配置や各学校への配置の現状について、②松江市で拡充するための課題は何か、③社会福祉士の育成、教員の負担軽減のためにも国の基準である中学校区に1人を配置し、勤務時間をふやすことが必要ではないかと質しました。

 成相副教育長は、「現在11名のSSWのうち社会福祉士が5名。7名を7中学校区に配置し、4名を必要に応じて派遣している。役割の明確化と、SSW同士やスクールカウンセラー、サポートワーカーなどの専門性を持つ職員が広域的に連携し、効果的な課題解決に結び付けたい。そのためにSSWの育成を図っていきたい」と答えました。

 私は「学校現場は、ただでさえ教員不足で、複雑な家庭の問題への対応は難しい、専門家であるSSWが関わることで問題を解決できる可能性が高まり、教員の長時間労働の改善も期待できると言われています。何より学校の主役である子どもたちのためにSSW活用を広めてほしい」と訴えました。


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