原発ゼロをめざす島根の会が島根原発再稼働中止を求めて丸山知事に要請
中国電力島根原発2号機(松江市)の再稼働に反対している市民団体「原発ゼロをめざす島根の会」は23日、丸山達也知事に対し、同原発2号機の再稼働は認めず、「原発に頼ることなく、省エネと再生可能エネルギーの先進県づくりを進めてほしい」と要望しました。
岡崎由美子(弁護士)、山崎泰子、樋野伸一の各共同代表、舟木明美事務局長らが県庁を訪れ、日本共産党の尾村利成、大国陽介の両県議、舟木健治、橘ふみ両松江市議が同席しました。
毎年、福島を訪問している放射線技師の樋野氏は、収束とは程遠い原発事故の現状を説明。石田忍氏は、病院や福祉施設への避難計画アンケートで「7割が避難先での生活について対応が不可能」との回答結果を報告しました。
岡崎氏は「『原発事故のない、安心して住み続けられる島根を」との県民の願いをぜひともご理解いただきたい」と訴えました。
丸山知事は「みなさんの意見は承りました。再稼働にあたっては総合的に判断していきます」と答えました。 (新聞『赤旗』記事より)

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