#もう一人保育士を しまね保育連絡会が松江市に要望
私の2月議会質問「もう一人保育士を」は「しまね保育連絡会」の皆さんの松江市への要望活動や、福祉保育労働組合の皆さんが長年取り組まれた活動をもとに作成しました。
遅くなりましたが2月17日に行った、松江市の子育て部及び発達・教育センターとの懇談の様子を紹介します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2月17日、しまね保育連絡会(森山幸朗会長)が松江市保育行政と懇談しました。連絡会に参加する市内3園(虹の子、こばと、わかたけ保育園)から園長はじめ現場の職員、島根県福祉保育労組から9名が参加、松江市からは子育て部から桑原賢司次長はじめ5名、発達教育相談支援センターから山本勉所長が参加しました。
保育連絡会は①配置基準の改善および②発達・教育相談支援センターの充実を求め現場の実態を訴えました。
「0歳児の赤ちゃんの場合、首が座っていなくても保育士1人で3人の命を守らなくてはならない。動き出したばかりの1歳児を保育士1人で6人の子どもの手を引いて災害から逃れる必要がある。1人の保育士で4・5歳児30人の安全を守ることは、あまりに無謀」
「日常の食事・睡眠・散歩・水あそびなど、毎日の保育園生活の中で、死亡事故につながるような場面がないとは言い切れません」と切実な訴えが続きました。
また「最近保育をする中で、友だちとのコミュニケーションがうまくいかない子、思うようにならないとパニックになる子、言葉の発達が気になる子どもが多くなったと感じる」「発達・教育相談支援センター“エスコ”をとても心強く頼りにしているが、職員が忙しく要望に応えきれない現状を感じる。職員の増員を」と訴えました。
桑原子育て部次長は「国の基準に則っており、市長会で国に基準と処遇の見直しを要望している」、発達・教育相談センター山本所長は「12年間職員数が変わっていない。相談体制強化へ計画的にスタッフの充実を図りたい」と応じました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ この懇談は一昨年コロナ対策を理由に子育て部から中止を依頼され、昨年末から準備し1年超しで実現しました。園長先生型と何度も懇談しながら準備してきたので、実現して本当に嬉しく思いました。実際はもっと現場の声も訴えました、また中核市として独自の基準検討をというお話もしました。回答をまた後日と伺っているのでまた懇談もできればと考えています。
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