探求科学科のみなさんは「若者の政治関心を高めるには」というテーマで4月から研究しておられるそうです。授業の一環でグループごとに政策を考え、様々な政党の意見を聞くとのことで、3名の生徒さんが日本共産党を訪問されました。
尾村としなり県議と私たちばなと遠藤県議秘書とでお話しました。
高校生の皆さんの政策提言は、奨学金制度の充実に関するものでしたので、日本共産党の政策「子どもの個人の尊厳を尊重する教育、保護者の教育費の負担の半減をすすめる」について尾村県議から説明しました。
生徒の皆さんの提案の中にも「大学進学を諦めないですむ制度に」「国の教育への歳出をふやすことが一番」、現状の制度では「アルバイトなしでは生活がなりたたない」「大学卒業後も返済が負担」と語られており、私たちのめざす「お金の心配なく教育をうけられる社会に」という思いと、みなさんの願いや関心が一致するのではないかなと感じながらお話させていただきました。
尾村県議からは政府の2023年度予算について、軍事費だけが突出して1.9倍という現状が話され、「軍事より教育、社会保障に予算を」という党の政策についても説明がありました。
質疑の中で「教育に予算をもっとさいてほしい」というつぶやきや願いをどうしたら国にわかってもらえるの?といった疑問が出され、「政治に関心をもつこと」「投票に行って、一票の権利を行使することが一番の声」とお話ししました。
「投票率をあげたい」と生徒さんも考えておられるとのことで、このように授業で取り組むことや、各政党の教育政策を知ってもらうことが本当に大事だと感じました。
デンマークやノルウェーなどでは、小中学校の模擬投票で各政党の代表が実際の政策を学校でお話しする機会を作っていると聞きます。18歳選挙権も始まりましたし、日本でも各政党の政策を中高生にお話ししていくことが若者の政治への関心を高めることにつながると思っています。投票所を高校や大学にという願いも、共産党松江市委員会は市政要望で毎年提案しています。 今日は未来に希望を感じる懇談となり私自身も大変有意義でした。ありがとうございました。
※写真は掲載許可戴きましたありがとうございます
Comments