たちばなふみ
#中村元 博士 生誕110周年
#中村元記念館 会館10周 年
オープニングセレモニーに参加しました
山陰中央新報1面の連載
「慈しみの心」でも有名な中村元博士の記念館が地元大根島にできて10年になります。
支所と公民館の複合施設の2階が記念館です。10周年の記念行事ということで参加させてもらいました。
10周年にあわせてリニューアルされた館内も見学しました。
「中村元博士はインド哲学や仏教学を中心とする東洋思想研究の世界的権威であり、日本における比較思想という研究分野の開拓者でもありました。インド哲学の研究を出発点とされた博士は、セクショナリズムの壁を超えて、世界中の思想を比較研究することにより世界平和への道を示されました。(HPより)https://www.nakamura-hajime-memorialhall.or.jp/profile.html」
記念行事で「慈しみ」という歌がうたわれました。
「一切の生きとし生けるものは、
幸福であれ、安穏であれ、安楽であれ
一切の生きとし生けるものは、幸せであれ
何びとも他人を欺いてはならない
たといどこにあっても
他人を軽んじてはならない
互いに他人に苦痛を与えることを
望んではならない
この慈しみの心づかいを しっかりとたもて」
原典から中村氏が翻訳した「ブッダのことば」をそのまま歌にしたもので、東方学院歌ともなっているとのことです。
ロシアによるウクライナ侵略が続く中、美しいピアノ演奏とすばらしい歌詞に思わず涙しました。
慈しみの心が世界中に届いてほしい。
あいさつの中で記念館の審議会会長が話されました。
世界平和への道を示したという中村博士
10周年を記念して出版された「はじめのはじまり」が小中学校義務教育学校に寄贈され、
我が家の子どもたちも戴いて帰りました。
縁あってこの大根島に設置された記念館。
地元でも学びながら広めていきたいと思います。